2018年10月3日

おせち料理の基本的なルール

お正月に食べるおせち料理は、中国から伝わった「五節供の行事」に由来するものです。

現在の様なスタイルになったのは江戸時代以降で、当時の武家作法が中心となり形成されることになります。このために、使用する食材や盛り付ける方法などいくつかのルールが決められています。まず、おせち料理はお重箱に入れるのですが、これは福を重ねるや幸せを重ねるという理念に基づくものです。

それぞれに入れるものも決まっており、一段目は祝い肴と呼ばれている数の子や黒豆・二段目は海老や鯛などの海の幸を使った焼き物・三段目は紅白なますなどの酢の物・四段目は里芋やニンジンなどの山の幸を使った煮物です。なお、おせち料理では「三」という数字を縁起の良いものとして重視しています。

例えば、おせち料理に欠かせないものとして、数の子・黒豆・田作りの三つを祝い肴と呼んでおり、これらは一の重に入れる様にすることを決まり事としています。また、お重箱を四段にしているのも三の上にもう一段重ねるという考えによるものです。

ちなみに、四段目は四という数字が死を連想させて縁起が悪いということから「与」という漢字に置き換えられています。この三という数字を重視するという理念は現在でも受け継がれており、三段重のスタイルが主流となりつつあります。

この場合は、一段目は祝い肴と口取り・二段目に焼き物と酢の物・三段目に煮物を詰めるという構成となります。さらに、主婦を家事から解放するという思いやりが込められているのもおせちの特徴で、保存がきくものを中心に使用するのが基本となっています。

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